関門トンネルと関門橋に次ぐ新たな道路として構想されている「下関北九州道路」について、道路のルートなどを定めた都市計画の原案がまとまり、2024年7月19日から縦覧が始まることになった。(画像等は北九州市提供)
下関北九州道路は、北九州市と下関市の都心部を結び、循環型ネットワークの形成により、くらし、産業・物流、観光、渋滞緩和など地域の一体的発展に寄与するとともに、本州と九州の広域的な人流・物流及び経済活動の活性化を支える大動脈、災害時の代替路としての機能・役割を担う道路です。
これまで、国及び関係自治体(山口県、福岡県、下関市、本市)が連携して調査を進めてきた本道路のルート素案が完成し、都市計画決定権者(山口県及び本市)が送付を受けました。今後は、都市計画及び環境影響評価の手続きを着実に進めるとともに、今後も、下関北九州道路の早期実現に向けて、国と連携し、より一層取り組みを強化することが必要と考えています。
都市計画手続き
ルート素案の完成
令和6年5月10日 下関北九州道路の都市計画の参考となる図面を送付しました。(PDF形式:1.9MB)
都市計画の概要
都市計画原案の縦覧
(1)縦覧図書
計画書、理由書、総括図、計画図
(2)縦覧期間
令和6年7月19日(金曜日)から令和6年8月20日(火曜日)
8時30分から17時15分(土曜日・日曜日・祝日の閉庁日を除く)
(3)縦覧場所
北九州市都市戦略局都市交通政策課、各区役所総務企画課
(4)インターネットによる公表
7月19日以降掲載します。
ホームページ上では、期間中の土曜日・日曜日・祝日を含み、終日閲覧が可能です。
都市計画原案の説明会
(1)日時・場所
令和6年8月2日(金曜日)及び4日(日曜日)13時30分から14時30分(予定)の計2回開催
日にち | 場所 | 住所 | 定員 |
---|---|---|---|
8月2日 | 北九州市立男女共同参画センタームーブ 大セミナールーム | 小倉北区大手町11番4号 | 定員約150名 |
8月4日 | J:COM北九州芸術劇場小劇場 (リバーウォーク北九州) | 小倉北区室町1丁目1番1号 | 定員約100名 |
(2)申込
開催日の前日までに、事前申込が必要です。申込はこちらから(外部リンク)
(注)申し込み多数の場合、ご希望の日程に沿えない場合がございます。
(注)開催時刻の約30分前から開場し、受付を開始します。
(注)いずれの回も説明内容は同じです。
公聴会
公聴会は、都市計画の原案について公開の下でご意見を述べていただくために行うものです。なお、公述の申出がない場合は、開催しません。
(1)日時・場所
令和6年8月20日(火曜日)10時30分から11時30分(予定)
小倉中央市民センター別館(小倉北区京町三丁目7番1号ガーデンシティ小倉内)
(2)公述申込
申し込みが必要。申込書は、7月19日以降掲載します。
提出期限
令和6年8月13日(火曜日)まで(郵送の場合は当日消印有効)
提出方法
電子メール、郵送、FAX又は持参による提出
提出先
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号(北九州市 都市戦略局 計画部 都市交通政策課)
電子メール toshi-koutsuu@city.kitakyushu.lg.jp
FAX 093-582-2503
(3)傍聴
申し込み不要。先着順。
(注)傍聴希望者多数の場合、会場の都合により、傍聴が出来ない場合があります。
(注)公聴会でのご意見に対しては、今後予定している都市計画案の縦覧において、対応をお示しすることになりますので、あらかじめご了承下さい。
環境影響評価
手続き概要
環境影響評価(配慮書、方法書、準備書、評価書)のうち、配慮書及び方法書まで完成しており、現在、準備書の作成に着手しています。
なお、方法書以降の手続きについては、都市計画決定権者である山口県及び北九州市が事業予定者に代わり行っています。
計画段階環境配慮書
令和2年2月18日に「下関北九州道路 計画段階環境配慮書」を作成しました。(国土交通省のホームページ)(外部リンク)
方法書
これまでの検討状況
地域による調査 (下関北九州道路調査検討会)
平成29年度から、国から道路調査費補助を受けて、約2年間にわたり地域での調査検討を行いました。
下関北九州道路調査検討会 調査結果とりまとめ(PDF形式:2.9MB)
国による調査 (下関北九州道路計画検討会)
令和元年度から、国が直轄調査に着手し、計画の具体化に向けた検討を実施しました。
令和元年9月13日 第1回下関北九州道路計画検討会(国土交通省のホームページ)(外部リンク)
令和2年3月26日 第2回下関北九州道路計画検討会(国土交通省のホームページ)(外部リンク)
国による計画段階評価
令和2年度から、国が計画段階評価に着手し、住民や企業へのアンケート調査や、関係する地方公共団体の長からの意見、中国・九州地方合同小委員会での有識者の意見等を踏まえ、ルート帯等を総合的に判断し、対応方針を決定しました。
令和2年7月15日 社会資本整備審議会道路分科会 第1回中国・九州地方合同小委員会(国土交通省のホームページ)(外部リンク)
令和2年12月17日 社会資本整備審議会道路分科会 第2回中国・九州地方合同小委員会(国土交通省のホームページ)(外部リンク)
下関北九州道路に関する資料
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